私たちが普段呼んでいる「なまこ」ですが、実は古来からなまこの呼称はさまざまな呼び方があったようです。

土肉(トニク)
1666年(寛文6年)刊行の江戸前期の図解事典である訓蒙図彙(キンモウズイ)では、なまこのことを「土肉(トニク)」といっています。

さらにその中で、古くは海鼠(カイソ)、今では海参(カイジン)といい、また沙噀(シャソン)、泥蓋(デイガイ)ともいうことが説明されています。
その他、なまこは沙蒜(シャサン)、塗筍(トジュン)、海男子(カイナンシ)、奈末古などの呼称があることが、1682年(天和2年)発刊の遂生雑記(スイショウザッキ)や1712年(正徳2年)発刊の和漢三才図会(ワカンサンサイズエ)に記載されています。

また、1709年(宝永7年)刊行の大和本草(ヤマトホンゾウ)の巻之十四では、海参と書いて”ナマコ”とフリガナがつけられています。
1671年(寛文11年)刊行の閲甫食物本草(エツホショクモツホンゾウ)では、海鼠と書いて”ナマコ”、熬海鼠と書いて”イリコ”、海鼠腸と書いて”コノワタ”とフリガナがつけられています。
1799年(寛政11年)刊行の日本山海名産図会では生海参を”ナマコ”、熬海鼠は”イリコ”、海鼠腸は”コノワタ”という名称で紹介されています。

このように、なまこに与えられる漢字名は非常に多く、またそれらの名称はその時代において、生のなまこと、現代の干しなまことしての「イリコ」とをはっきり区別していなかったように思えます。

1671年(寛文11年)刊行の庖厨備用倭名本草(ホウチュウビヨウワミョウホンゾウ)では、海参と書いて”イリコ”と読ませています。このイリコはなまこを丸のまま乾燥したものをいいますが、この書物では、なぜなまこを海参と呼ぶのか、その由来が記述されています。

当時、中国(唐国)から人が長崎に来て、毎年イリコを数千斤買っていました。
そして、このイリコの補益の功が人参と同様であるため、彼らはそれを海参と呼んだとのことです。
この補益という言葉は、”気の不足を補益する”というような場合に使います。
従って、「補益の功」というのは、元気がないときに用いれば、その効果によって元気になるという意味と考えてよいでしょう。

また、日本山海名産図会にも、なまこは珍賞すべき物としています。
そして当時の中国ではなまこは非常に稀で手に入りにくいため、ロバの皮か、またはその陰茎で作った偽物が出回っていたため、中国人は日本に来た時に非常に多くの人がなまこを買って帰ったと書いています。

ここでも「是は小児虚るいの症に人参として用る故に、時珍食物本草(1506~1522年の明の正徳年間に出された食物に関する本)には海参と号く」との説明がみられます。

わが国でとれるなまこの種類にキンコと呼ばれるなまこがありますが、この名は昔、なまこの別名として使われていたこともあります。
これは、奥州の金華山(宮城県石巻市)の近海からとれたなまこは、形が丸く色が黄白色で、それに金産地でとれるなまこだから腹中に砂金を含んでいるとされて、金海鼠(キンコ)と言われたことによるものだそうです。

時代によって呼び方が違うというのはとても面白いですね!

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